2025/09/03
5. 廃材搬出
解体作業の終盤では、現場に残った鉄骨やコンクリート片などの廃材を分別・搬出します。鉄骨はリサイクル資源として再び利用され、コンクリートも破砕して路盤材などに再活用されることがあります。こうした工程は、環境負荷を減らし、資源循環に貢献する大切な作業です。
また、廃材は種類ごとに適切に分別しなければならず、法律で定められた処理方法を守ることが求められます。私たち解体業者にとって「ただ壊す」ことが仕事ではなく、「責任をもって処理する」ことまでが解体工事の大切な役割です。
6. 整地
すべての廃材を搬出したあとは、土地を整地し、次に利用する方が安心して活用できる状態へと仕上げます。表面をならすだけでなく、地中に埋設物が残っていないかどうかも入念に確認します。ときには古い配管や不要なコンクリート片が地中から出てくることもあり、その際は取り除いたうえで安全な地盤を整えることが重要です。
こうして丁寧に整えられた土地は、次の建物の建築や駐車場としての利用など、さまざまな新しい活用につながります。
解体工事の最終工程である整地は、未来への橋渡しとなる大切な仕上げ作業といえます。
鉄骨造の解体は、木造よりも強度が高いため、専用の技術や重機を駆使した作業になります。
その分、安全対策や近隣への配慮も一層大切です。
「鉄骨の家は解体に時間がかかるのでは?」
「費用が高くなりそうで不安…」
そんなご不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、実際には建物の規模や状態、周辺環境によって工事内容は変わります。
当社では、お客様の建物に合わせた最適な解体プランをご提案しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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