前回の記事では、【井戸について】お話させて頂きました。

今回は【井戸の解体】についてお話させて頂きます。
井戸の解体や撤去・埋め戻しも、解体業者の仕事になります。

現在使用されていない井戸についての解体は、
ご依頼を受けて施工する場合と、解体作業中に発見される場合とあります。

【井戸を埋めるのは誰でもできるんじゃないか？】
と思う方もいるかと思いますが、残何ながら、素人が井戸を埋めるのはむずかしいでしょう。

井戸を放置しますと、土地に対して問題が生じる場合もございますので、
解体・撤去は業者へのご相談をお勧めいたします。

～解体業者が行う井戸の撤去・埋め戻し～

①井戸の中に残っている水やゴミを撤去し清掃する

②息抜きを行う

③地中の枠を撤去する

④埋め戻しの為、井戸に砕石や砂を投入する

⑤井戸の残ったすべての枠を撤去する

⑤整地

井戸の撤去の場合、埋めることで完全にその機能を停止させる事になりますが、
枠を全て撤去することも重要です。
枠が地中に残ることで、地盤沈下の原因になったり、土地利用の際に支障をきたします。

また、井戸ならではの【息抜き】という作業が必要となります。


息抜き・・・井戸に宿る水神様が外に出られるようにという意味と、埋めた井戸の
湿気やガスなどを外に逃がすという意味があります。

使用していない井戸であっても水を湛えている場合が多いですし、水が無い場合でも内部に
ガスが溜まっていることもあります。

そういった水やガスは埋めた後でも溜まる恐れがあり、地盤沈下等、地盤に深刻な影響を与える事があるので、土地を乾燥させて、地盤の改良をするためにも息抜きという手法が必要と考える場合が多いです。




井戸解体・撤去・埋め戻し　もお気軽にご相談ください

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