2026/10/02

3. 地中から出てきたもの
掘り進めていくと、地面の下からさまざまなものが姿を現しました。
写真は、地中から出てきた古い配管です。以前の建物で使われていたものが、そのまま残っていたと考えられます。こうした配管は、図面に載っていないことも少なくありません。実際に掘ってみて、はじめて分かることがあるのです。

このように、探り掘り作業を行うと、コンクリートの基礎の一部も出て来ることもあります。
以前建っていた建物の基礎が、地中に残されていたことがほとんどです。
表面はきれいな更地に見えても、その下には過去の建物の痕跡が眠っていることがあります。
こうした障害物をそのままにして新しい建物の工事を始めると、基礎工事の段階で掘削が止まり、撤去のために工期も費用も余計にかかってしまいます。
コンクリート片が出てくると、
重機で割りながら、一枚ずつ剥がすようにして撤去していきます。出てきたコンクリートは分別して搬出し、リサイクルに回します。
「地中に何が埋まっているか分からない」——建て替え前の探り掘りは、その不安を一つずつ解消していく大切な作業でもあります。
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